昆虫異物・植物性異物・繊維鑑別・金属異物分析・プラスチック異物・ダニ調査・鉱物性異物・ガラス分析・寄生虫調査・カビ酵母・ピンホール試験・加熱調査・血痕調査・文献調査などのご要望にお応えします。___
サイトマップ トップページ
お問合せ リンク
トップページへ 異物事例 料金表 依頼方法 お問合せ(TEL・FAX・送付先など) FAQ(よくあるお問合せ)
ホーム > 業務案内 > 同定鑑別コース > 繊維の種類鑑別調査方法

同定鑑別コースの調査方法

毛の動物種の調査
虫の鑑別調査
変色原因の経時実験
繊維の種類鑑別調査
血痕の調査
結晶の簡易定性試験
植物の調査
プラスチックの簡易定性調査
カタラーゼ試験
 
繊維の種類鑑別調査
●ポリエステル、ナイロン、レーヨンなどの繊維名を知りたい

【同定鑑別コースでわかること】
綿、羊毛、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、アクリル、ポリオレフィン系繊維の分類が可能です。

【同定鑑別コースでわからないこと】 →別のコースをお選びください
このコースではポリオレフィン系繊維よりも詳しい情報(ポリプロピレン、ポリエチレンなど) を得ることはできません。ポリプロピレンとポリエチレンを厳密にお調べになる場合はFT-IRコースをお選びください。


同定鑑別コースでは、繊維の種類を次の方法で調べます。
目視確認
混入状況を詳しく観察し、商品の中に混入・埋入していたかどうか、表面に付着しているものなのかを確認します。
この時点で全長や太さの確認を行います。

実体顕微鏡による観察
実体顕微鏡で拡大して異物の細かい特徴を観察します。
先端・末端・断面の形状を詳細に観察します。
一部が熱で溶けていないか、付着物はないか、などを調べます。

光学顕微鏡による透過観察
光学顕微鏡で透過観察して、繊維の特徴を調査します。
表面の特徴や断面形状を観察します。
混合繊維(ポリエステル70%、綿30%など)かどうかを推測します。

燃焼試験
直火で燃焼すると、次の特徴が認められます。
毛 ・・・勢い良く縮まって黒く炭化し、燃焼時に強いケラチン臭が感じられます。
合成繊維 ・・・繊維の種類によって燃え方や燃焼後の形状が異なり、大まかな繊維の区別が可能となります。
植物繊維 ・・・パッと燃えて灰になります。

燃焼試験は検体そのものを紛失してしまうことになりかねないので、観察後でも区別が付かなかった検体に対して行います。お客様ご自身で燃焼試験を行う際には、十分ご注意なさってください。

試薬試験
多種類の試薬を用いて、溶解試験および染色試験を行います。
繊維の種類によって、試薬溶解性が異なることを利用しています。
繊維の種類によって、染色性が異なることを利用しています。

同定鑑別
すべての試験結果を総合的に判断して、繊維種の推定を行います。

↑ページの上へ
PHOTO


梱包紐の繊維クズ




空中に浮遊していた羊毛クズ




繊維のようにみえた
植物片




植物細胞(玉ねぎ表皮)



 その他のコースを見る
 料金表を見る
 異物の種類から検査方法を選ぶ
会社概要 | 採用情報 | お問合せ | プライバシーポリシー | サイトマップ | 免責事項 
Copyright(c) 2007 IBUTU Research Institute, Co.Ltd. All Rights Reserved.